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50代女性　介護施設でのお仕事用の靴にインソールを、とご来店くださいました。
お仕事ではずっと立って、歩いて、利用者様を支えたり、起こしたりと力仕事でも
あります。
お仕事が終わるとどっと疲れや重さを感じる、時折ふくらはぎやお膝周りに違和感も、
ということでした。

まずは、カウンセリングで足の状態、姿勢の状態、歩行の状態を確認したところ、
インソールを入れる予定のお靴では、インソールを入れるだけでは快適さは充分に
つくられないと判断しました。
その旨をお伝えして、お靴の見直しをお勧めしました。

店頭に置いてあるサンプルの中から条件の合うお靴を試していただいたら
『これは楽ね』『自然とお腹が伸びるわ』
と少しびっくりなさっておっしゃいました。

靴を履いた時に素足の状態よりも楽に感じるというのは、これは靴の効果です。
さらに、お腹が伸びる感覚を持たれたのは、靴の効果で姿勢がスッと伸びた状態を
保てているということです。普段は少し、腹筋が働きづらい姿勢になっておられた
のでしょうね。

まずはお仕事中のお靴を変えて、試してみることになりました。
その後に、インソールも必要かどうかを見ていきましょう、と
いうことになりました。

インソールは衰えてしまった足の機能をカバーして、歩行のバランスを整えるのに
とても有効な手段なのですが、どの靴でも効果を発揮してくれるわけではありません。
その方の状態（足の状態、姿勢の状態、歩行の状態）と、靴、そしてインソールの３つが
ちょうどよくマッチしてこそ快適な歩くがつくられます。

インソールなのか？靴なのか？はたまた歩き方なのか？
迷われましたら丁寧なカウンセリングにお越しください。